グレープフルーツダイエット〜国立病院ダイエット

「グレープフルーツダイエット」トップページ > 危険な「国立病院ダイエット」
《 注意!!グループフルーツダイエットを行う前に 》
グループフルーツは一部の薬の効果を弱めたり、逆に強めて副作用を引き起こすことが知られています。通院中の方や、何らかの薬を常用している方は注意が必要です。詳しくは「グレープフルーツダイエットの注意点」をご覧ください。

国立病院ダイエットとは

危険メニュー内容が大変ハードで、体を壊す危険性のあるグレープフルーツダイエット法が「国立病院ダイエット」です。
他にも「ゆでたまごダイエット」「オリジナル・マヨグィニットダイエット」など色々な呼び名があり、食事メニューも似たようなもので、栄養学的にも問題があるダイエット法です。
国立病院ダイエットはお勧めできないダイエット法ですが、その危険性を周知する意味でも、また、アレンジを加えて独自のダイエット法を作る参考として紹介します。

国立病院ダイエットの由来

過去にアメリカにおいて「ハリウッド・ダイエット」と呼ばれるグレープフルーツを使ったダイエット法が何度か流行りました
「ハリウッド・ダイエット」は「クラッシュ・ダイエット」に分類される危険性の高いダイエット法でした。それが日本に伝わり、日本向けにアレンジされたのが国立病院ダイエットではないかと考えられます。

「国立病院ダイエット」という名称の由来は、デンマークの国立病院、アメリカの肥満治療で有名なメイヨークリニック(MayoClinic)、日本の国立病院などで提唱・実践されたため、と各説ありますが、どれも各機関によって関係が否定されており、提唱者は不明なままです。
また、極度の肥満者や、それに伴う糖尿病の患者など、急激に痩せる必要のある人が医者の指示で減量するためのメニューであるとの説もあります。
いずれにしても国立病院ダイエットは一般の人が実践すべきものではありません。

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国立病院ダイエットの危険性、怪しさ

危険なダイエット国立病院ダイエットが危険とされる一番の理由は、栄養の偏りです。
摂取できる食品メニューに厳しい制限があるため、摂取カロリーも大変低く、多くの栄養素と水分が不足します。高血圧などの持病をお持ちの方にはより危険なダイエット法です。

国立病院ダイエット法は、ダイエット法の提唱者や出所が不明であるほか、ルールどおりに実施すると「体内組織に化学変化が起こり、太りにくい体に変化する」との謳い文句がありますが、体内組織が化学変化を起こすという現象は実際にはありえません。
また、ルール数・制限項目が非常に多く、内容にも一貫性がなく、根拠も全く述べられておりません。

国立病院ダイエットのダイエット効果

国立病院ダイエットは危険なダイエット法ですが、特徴的なダイエット効果として「即効性がある」「非常にリバウンドしやすい」ことが挙げられます。
消費カロリーが少なく、水分も満足にとれないため、ただ「体重が減る」という点だけ見れば他のグレープフルーツダイエットと比べても最も効果が大きく即効性があります。
ですが、これは断食によるダイエットと大差なく、決して健康的には痩せられず、大抵の場合、国立病院ダイエット終了後はリバウンドで元の体重(またはそれ以上)に戻ります。

国立病院ダイエット−まとめ

実際に国立病院ダイエットを実践された方の体験談を見ると「確かに痩せるけどリバウンドしやすい」という点で共通しています。また貧血で倒れた話も多く見られます。
体に危険なダイエット法として管理栄養士等の専門家も警鐘を鳴らしています。
国立病院ダイエットは、命に関わる極度の肥満である等、どうしても短期間でやせねばならない理由がある場合を除いては安易な気持ちで行うものではありません。

グレープフルーツがダイエットに有効な果物であることは間違いありません。
「国立病院ダイエット」を利用するなら、他の食品も追加して不足している栄養素を補い、独自のグループフルーツダイエット法にアレンジするとよいでしょう。

国立病院ダイエットの詳細・メニューは「国立病院ダイエットの方法・メニュー」をご覧ください。危険度が減った「新・国立病院ダイエット」も参考になります。

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